犬が自分のテリトリー

テリトリーを守る

犬はテリトリーを守る意識がとても強い生き物です。
ですからこれが原因で無駄吠えなどをする可能性も高いのです。
犬は縄張り、つまりテリトリー意識が強く、他の動物などが自分のテリトリーに入ってきた場合、威嚇や攻撃をして侵入することを防ごうとします。

飼い犬を玄関先に繋いでいると、番犬として来客に吼える、というのは昔からあったことのようです。
困ったことに来客者、郵便配達や新聞配達の人が要件を終えて帰るのを見ると、犬は自分が吼えて追い払ったとカン違いして、ますます攻撃性が強くなるのです。

叱ると応援されたと思う

ワンワン吼える犬に対してやめなさいと飼い主が叱ったところで、飼い主が応援してくれている!とこれまたカン違いした犬がさらにワンワン吼えることがあります。
飼い主まで大声で怒ってしまいそうです。
さらにテリトリー意識を持ちやすい傾向にあるのが鎖で繋がれたりしている行動範囲が限られた犬に多いようです。
また散歩をしてもらえずに欲求不満が溜まっている犬や愛情不足など、ストレスが原因で狭い範囲のテリトリーを過敏に意識しているケースもあります。

テリトリー外に出すと大人しくなる

他の場所では温和な犬も、鎖に繋がれた自分のテリトリーでは攻撃的になってしまうことはよくあることです。
これが原因で無駄吠え、見境なく通行人に吼えまくる、というケースが多いようです。
しかし通行人にさえ威嚇し無駄吠えするのであればしつけが必要になります。

しつけする場合、テリトリーの中だと犬は強気になっていますから、いったん犬のテリトリーの外に犬を出してしまいましょう。
すると急に大人しくなり、しつけの際も言うことをよく聞いてくれるようになります。
また普段番犬として生活している犬はストレスがかかっています。
見知らぬ人や動物がいつ、テリトリーに侵入してくるか常に警戒しているからです。
そのストレスから解放してあげるためにも、テリトリー意識を薄らげてあげることは犬のためにもなるのです。
人通りが少なく、静かな場所にハウスを設置するなど、外飼いの犬の場合は人間側からしても配慮が必要なのです。

番犬としては役立つが問題もある

犬はテリトリーを意識して外敵を寄せ付けない習性があるため、番犬としては良いかもしれませんが、ご近所付き合いがある方などは少々厄介なことになるかもしれません。
テリトリー意識がある犬の神経はいつも敏感になっていますから、物静かな場所でゆったりリラックス出来る環境を用意してあげることも大切です。
飼い主であるリーダーの言うことをしっかり守り、通行人に対してもワンワン吼えないようになれば、鎖には繋がず、庭を自由に行き来出来るようにすれば、犬のリラックス度はかなり上がるでしょう。